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カビだけじゃない!本に害を与える「空気の質」について

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本の大敵といえば「カビ」や「虫害」がよく知られていますが、実は 「空気の質」 も本の劣化に大きく関わっていることをご存知ですか?
「空気なんてどこでも同じでしょ?」と思うかもしれません。でも、本を長くきれいな状態で保つためには 空気の流れや湿度、微粒子の影響 まで考えなければいけません。意外と知られていない「空気と本の関係」を、具体的な対策とあわせて解説します!

空気の質が本に与える影響とは?

本の劣化は 湿気や虫だけ が原因ではありません。実は、部屋の空気の流れが悪かったり、ホコリや有害物質が多かったりすると、本の寿命が縮んでしまうのです。

たとえば、こんな経験はありませんか?

長期間しまっておいた本を取り出したら、ページが黄ばんでいた
本を触ると 紙がザラザラしていたり、べたついていたりする
久しぶりに開いた本から カビ臭いにおいがした

これらの原因はすべて 空気の質 に関係しています。

「悪い空気」が本に与える3つのダメージ

1.微粒子が紙を劣化させる

空気中にはホコリや花粉、PM2.5 などの微粒子が含まれています。これらが本の表面に積もると、紙が酸化しやすくなり黄ばみや劣化を早めてしまうのです。
特に車の排気ガスやタバコの煙に含まれる微粒子は本にとって天敵!酸性の汚れが紙に付着すると、時間が経つほどに変色が進んでしまいます。

→本棚の近くで喫煙しない!換気をしっかり行う!

2.湿気のこもりがカビを発生させる

カビは湿度が60%を超えると一気に繁殖し始めます。換気の悪い本棚の中は、湿気がこもりやすくカビが生えやすい環境になってしまうのです。
特に、部屋の隅や壁際にピッタリ置いた本棚は、湿気がたまりやすく知らない間にカビが生えていた…なんてことも。

→本棚は壁から5cmほど離して設置!時々扉を開けて換気する!

3.空気の流れを確保する

実は、本の紙は空気中の化学物質にも弱いのです。たとえば、こんなものが本にダメージを与えます。

・芳香剤やアロマオイル → 化学成分が紙を傷める
・掃除用のスプレーや消臭剤 → 成分が紙に染み込み、変色や劣化の原因に
・ペットのトイレ付近 → アンモニア成分が紙を変質させる

→本棚は壁から5cmほど離して設置!時々扉を開けて換気する!

本に優しい空気環境を作るには?

では、どうすれば本にとって理想的な空気環境を作れるのでしょうか?

定期的に換気をする

窓を開けて空気を入れ替えるだけでも、本に優しい環境になります。特に雨の日が続いた後は、湿気を飛ばすためにしっかり換気を。

空気清浄機を活用する

ホコリや花粉、微粒子を取り除いてくれる空気清浄機は、本の保管にも役立ちます。ただし、加湿機能付きは湿気が多くなりすぎるので注意!

本棚の配置を工夫する

壁にピッタリくっつけると湿気がこもりやすくなります。本棚は壁から少し離し、空気の流れを確保しましょう。

消臭剤や芳香剤は本棚の近くに置かない

空気をきれいにしたいなら、炭やシリカゲル を活用するのがオススメ。これなら化学物質を使わずに、湿気やニオイ対策ができます。

実際に試してみた感想

これまで 本棚の換気なんて考えたこともなかった という方も多いのではないでしょうか?
実際に、私も「本棚を壁から5cm離す」「週に1回は扉を開ける」といった対策を試してみたところ、本のニオイが気にならなくなり、カビも生えにくくなった と感じました。
また、タバコの煙や消臭剤が本に悪影響を与えるとは知らず、これまで無意識に使っていたものを見直すきっかけになりました。部屋の空気環境を整えるだけで、本の劣化スピードが変わるのを実感しています。

まとめ

本を守るためには、「空気の質」まで気を配ることが大切です。知らず知らずのうちに、ホコリや湿気、化学物質が本にダメージを与えている可能性があります。

本を長持ちさせるためのポイント

・換気をして空気を入れ替える
・本棚の配置を見直し、空気の流れを確保する
・タバコの煙や芳香剤の影響を避ける
・湿気を防ぐために、炭やシリカゲルを活用する

ちょっとした工夫で、本の寿命はぐっと延びます。あなたの大切なコレクションを守るために、今日から「空気の質」にもこだわってみてはいかがでしょうか?

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